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人はできるけど、AIにはできない?

2024.5.10

みなさん、こんにちは!講師の宮下まりこです。

先日、友人との何気ない会話の中で、「歯医者で何かあったら手をあげてくださいって言われるけど、挙げたことがない」と言う話題になりました。

そういえば、私も歯科医院で働く前までは手を挙げることがあまり良くないことのように感じていたことを思い出したのです。

なぜそんな風に感じていたのでしょうか?それは当時患者だった私が医院に対して心を開くことができず、手を挙げて治療を止めると迷惑がられるのではという不安や不信感があったからです

チェアーに横になった時ハンカチを握りしめている方やぎゅっと目を瞑っている方がよくいらっしゃいます。

患者のそういった反応に気づいていながらもその光景が当たり前になっていて、機械的に「何かあれば手をあげてくださいねー」と言うだけになっていることが多いのではないでしょうか?

このような表面的で機械的な対応をされると患者としては医院側を信頼して心を開くことができず、痛みや不安な気持ちを術者に知らせることなく処置中、ずっと我慢するという苦痛を感じることになります。

だからこそ、歯科医院への通院は気が重く、治療が終わると「できればもう通いたくない…」となってしまいます。

ある歯科医院では院長が初診患者に必ず、「よく来たね、もう大丈夫ですよ」と声をかけるそうです。

スキルや経験を積んでいても、いつでも患者に寄り添い不安や緊張を和らげることのできるドクターやスタッフがいる医院は、きっと患者から信頼され人気のある歯科医院でしょう。

AIのような対応ではなく、心を通わせて選ばれる歯科医院でいたいですね。